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映像の力、言葉の力

この記事を数日前に書いて以来、公開するかどうかをずっと迷っていた。ご意見を異にする方々も多々あろうと思うが、あえて気持の整理の一環として残すことにした。



 「あの日」地震と津波の被害の映像が、いかに早く世界を駆け巡ったことか。

私たちがニュース映像やビデオ、インターネットの映像から得たもの。

振り返ってみると、

「自然の驚異」「破壊力に対する驚き」「町が飲み込まれる現実」「災害地の人々に対する同情」そして「一瞬にして、情報を共有できるというおどろき」

 「すごい」とか「うわっ」とか、「ああ~!」、「Oh! My God!」という感覚で表される、「驚き」が心を占めたように感じる。

 もちろんその感覚は、たぶん世界共通なので、いち早く「Pray for Japan」という波が広がった。

 「共通の文化や言葉をもたない、世界という規模」では、感覚の共通認識に訴える手段として、この映像の力に勝るものはないと思う。

 
 ところが、先日お友達の「すもももももも」ブログで「地震が起きた時の事」を読んで、その「ああ~!」が、そこにいた方々からどれほどかけ離れた気持だったかを、思い知ったのである。(記事はここをクリック)


 彼女が車で家へ向かう途中、「怖くて、怖くて、涙がとまらない」


 この一文を読んだ時、マウスに置いた手の指先から、ざわざわと波がたつように背中まで鳥肌がたった。

 声を出して泣くこともできない程の、おそろしさ。

 私ははじめて、映像では知る事のなかった「恐怖」に、たった一行の文章で思いを馳せることができたのである。


 映像は、言葉で言い尽くせないシーンを伝えてくれる。そして、その映像からは間違いなく「世界共通」に「同じ驚異を感じる」ことができる。
ただ、その場所にいた人の気持は、あの日に世界を駆け巡った映像から推し量る事はできなかった。


 今、多くの方々が様々な場所で「あの日」の事を書き残している。そのひとつひとつから、映像以上の気持が伝わってくる。

 映像で伝わってくる感動のニュース、嬉しいニュース。たった一言のメールで受け取る、喜びのニュースと悲しみの知らせ。

 人は、それぞれに役割があると思う。どんな役割でも、その人にしか果たせない大事なことを、その人生を通して積み上げて残しているのだと思う。だから生きる日々は、1年でも80年でも、同じように尊い。

 そしてあらゆる別れは、周りの者たちへ「役割を終えました。また、いつか」という旅立ちだと信じている。


 改めて今日、新しい日へ向かって歩き始めた被災地の方々に対して、気持を新たに、これからの復興と立ち上がる気力への祈りを捧げることにしたい。



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Comment

映像と言葉
編集
あるニュースサイトで津波の映像を視聴してから、
非現実的な様子に言葉を失い、とても恐ろしくなって
映像に対し抵抗を感じるようになってしまいました。

それ以来、意識的に観ないようにしています。

そしてKayさんが書かれた今回のブログで、映像では決して伝わらない
「当事者の気持ち」が存在することに、改めて気づきました。

それはビジュアルからではなくて、当事者が発する「言葉」
によって伝わるものなんですね。

とにかく、わたしも引き続き自分にできることを
精一杯やっていきたいと思います。
2011年04月05日(Tue) 10:21
はじめまして
編集
こんにちは。私は千葉県にいますが、それでも今まで経験したことのない揺れでした。近くの市でも被害が多かったことを後から新聞や広報で知りました。被災地の方々と地理的距離のある私たちですが、心の距離は広がらないようにと思っています。実際は難しいですが…ブログを通してお知り合いになれ、たくさんのことを教えていただきました。ありがとうございます。お身体に気をつけて下さいね。
2011年04月05日(Tue) 18:09
編集
ども、ひでのです(`・ω・´)

今回の被災地で、文章を書くことも、
言葉を話すこともできない子達も
複数のボランティア団体や個人が
善意で保護をし始めました
助かる命も多くなる事でしょう

ただ、善意なだけに問題は山積みです
法律上は物の彼らも、大切な家族です
何とか「国」が法整備を進めて、
家族がまた一緒に暮らせるようにしないとと思ってます
2011年04月06日(Wed) 06:42
mayさんへ
編集
最近とくに、映像と言葉、という意思伝達機能につて考えることがあります。
インターネットが普通になる前は、新聞とテレビだけですから、限られた人(またはグループ)からの情報発信です。でも、いまでは写真をメールで送ったりインターネットにアップしたり、それこそ「だれでも発信できる」

ただ、映像で捉えることができるのは、あくまでその「事象」です。必ず「人の気持」があることを、忘れないようにしたいものです。
そのときに自ずから、「モラル」とか相手への思い、が深くなると思いませんか。


2011年04月06日(Wed) 21:38
オスカーさんへ
編集
はじめまして、コメントありがとうございます!!!

千葉でも、道路が隆起したり液状化したりと、大変な騒ぎだったようですね。東北の打撃が大き過ぎて、千葉や埼玉などの報道は陰になってしまいましたが、実際に住んでいらっしゃる方にとっては、それはそれで大変な不便だったと拝察いたします。

いつの日か、日本中の人が振り返って「復旧は早かったねえ」「みんな、よくやったね」と言える日がくることを祈ってやみません。

2011年04月06日(Wed) 21:49
ひでのさんへ
編集
家族として避難してきても、一緒にいられない。。。悲しいですね。善意のある人たちが、一時預かりなどされるようですが、それも善意。

本当に、ボランティアの力は確かに大きいのですが、ある時波がひくように無くなってしまう時がありますね。
やはり、かけ声だけではなく、その行動や善意に対する法的なバックアップがないと、続かない事も多いと思います。

人間は経験して学ぶから、きっとこの災害を機に、しっかりと腰を据えて国も自治体も「国のありよう」「サポート」「インフラ」すべての見直しをしてもらいたいものです。
それができなければ、東北はじめ東日本の犠牲は何だったんだ、ということになってしまいます。




日本の場合、ボランティア組織だけではなく、個人的な参加にたいしても、税金の控除だとかあるのでしょうか。
また、
>
> ただ、善意なだけに問題は山積みです
> 法律上は物の彼らも、大切な家族です
> 何とか「国」が法整備を進めて、
> 家族がまた一緒に暮らせるようにしないとと思ってます
2011年04月06日(Wed) 22:03
編集
コメントありがとうございました。
たびたび読み逃げしてました。
ごめんなさい。
リンク貼っちゃいました。勝手に。
お許しいただけますか?
2011年04月07日(Thu) 06:23
Re: yamaoさんへ
編集
> ご訪問&コメントありがとうございます~!4人のお子さんとの日常、想像しただけで忙しくて目がまわりそう!これからも、楽しませて頂きますね!こちらこそ、よろしくです。(リンクもさせて頂きました)
2011年04月08日(Fri) 15:07












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プロフィール

Kay Buckley

Author:Kay Buckley
 名古屋生まれの名古屋育ちが、東京で働く間にオットに出会い、アメリカ南東部の街で数年。2002年から東部屈指のリゾート地での暮らしがはじまりました。

 補習校教師、通訳、情報誌編集長などを経て、さて次はなにをしようかな?
ワン子との暮らしや、リゾート暮らし、旅行や食べ物の話を載せています。

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