リゾートスタイル ~ 島くらし

ヒルトンヘッドアイランドー東海岸リゾートでフツーに暮らす
TOPスポンサー広告 ≫ 麻薬過剰摂取?!TOPアメリカの医療 ≫ 麻薬過剰摂取?!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | Comments (-) | Trackbacks (-)

麻薬過剰摂取?!

 26日の金曜日に無事に治療がおわり、Dr.からオットの携帯電話に、

 「石は、無事に全部壊れましたから。もし、問題があったら、携帯に電話下さいね。
「石は粉砕されたけど、まだかけらが腎臓の出口にくっついていて、痛くなることもあるから、鎮痛剤を飲んでかまわないですから。処方した抗生物質は、明日から飲んで下さい」

という、報告があった。

 ところが、土曜日。また、猛烈な吐き気が襲ってきた。
木曜日の夜から殆ど食べていないので、この吐き気との闘いは、痛さ+吐き気=どうしようもない。

 オットは再度、Dr.ヴァンダースライスに電話で相談するが、結局「ERに行くか家で耐えるか」の二者択一になる。

 ワタシの選択は、以下の2点になった。
 Dr.ジョーダン(内科医)に、Hydrocodone(ハイドロコードン)よりも弱い鎮痛剤をだしてもらう
 一晩我慢してから、決める。

 Dr.ヴァンダースライスには、ERへ行くと決めた時に電話を入れる旨を伝えた。(電話が無い=自宅)

 結局、このメモリアルウィークエンドは、オットにもワタシにも、最悪のウィークエンドとなった。


 ちなみに島の病院には、ER常駐のドクターがいない。例えば内科のDr.ジョーダンは、月に2-3回、ERを担当する。そんな具合で、提携の各科のドクターたちが、持ち回りで担当している。
 島の病院には、トラウマセンター(救急救命センター)がないので、そういう患者は、サヴァンナまで救急車かヘリコプター輸送になる。

 さて、ワタシがERへ行ったとき、
「痛みを止める」のが治療目的になるので、強度の沈痛剤を点滴で使う。そこで前回、意識不明にちかい睡眠状態に陥ったのである。

 さらに、「命に別状が無い場合は、病院へ入院させる事はない」から、意識がもうろうとした状態でも、ある一定時間が経つと、「はい、帰宅して下さい」ということになる。

 そして、着替えさせてもらってから、車いすへ座ったとたん、全身けいれんを起こした。ここでまた、ベッドに戻り、点滴を入れられて、再度眠り込むことになったのである。

 これを経験すると、「ちょっとやそっとのことでは、ERのお世話には決してなりたくない」と、しっかりと潜在意識の中に刷り込まれたのだと思う。


 そういう経過を経て、ワタシは「苦しくても、自宅の方がまし」という選択をしたのである。

 おかげでオットは、「息をしているか」とか「呼吸が速すぎるんじゃないか」とか、寝不足になるほど、チェックをしたらしい。

 友人のDr.スコット夫妻は、大きな冷えたスイカなら食べられるんじゃないか、と日曜日に持ってきてくれた。
スイカの水分と糖分、そして利尿作用は、こういう時に本当に助かる。
 そして、そういう「生活の知恵」をちゃんと知っているのが、「そこそこ経験を積んだドクターやママたち」なのである。
 
 幸い、日曜日の夜9時頃に吐き気は少しおさまり、やっと背中を下にして眠ることができた。

 治療から一週間たった金曜日、Dr.ヴァンダースライスのオフィスで、一連の「トラウマ体験」(大げさです)をディスカッションしたところ、

 以降、narcotic(ノーコティック)系の鎮痛剤は、絶対使わない。
 ERへキドニーストーンで行く場合、必ずDr.ヴァンダースライスに電話する

ということになった。

食欲減退や吐き気についての、彼の意見は、
 「治療の後の症状は、それまでの鎮痛剤が体に貯まっていたのと、さらに全身麻酔や抗生物質などの薬が、一気に本人の許容量を超えたために、起きたのだとおもうよ。
「症状としては、基本的に抗がん剤治療の副作用と同じだね。一番効果があるのは、medical marijuana (メディカルマリファナ、処方箋のマリファナ)なんだけど、サウスキャロライナじゃ違法なんだよね」(カリフォルニアなどでは、治療目的のために処方箋によるマリファナの使用が認められている。)

 ワタシのこの一連の「思いもかけない、最悪のキドニーストーン事件」は、石によって起こる痛みではなく、
「Narcotic over dose (麻薬の過剰摂取)」状態であったわけだ。

 そういうわけで、「麻薬患者状態」だった日々を乗り越えると、シリアルやハムサンドウィッチ(たまにステーキ)でお腹を満たしていたオットに、ちょっとだけ手作りの夕ご飯を作ってあげた、この週末であった。

 お友達の「アタシ流アメリカ暮らし」のHanakoさんが紹介していた「これぞ絶品!おいしいスペアリブ」で、角煮風晩ごはん。

q.jpg

 角煮風には、葉野菜がなかったので「ロメインレタスの湯通し」、冷や奴、キュウリとわかめの酢の物、豆腐+わかめのみそ汁、ごはん。

 オットのとなりで、冷や奴と酢の物にごはんで満足していた、ワタシです。


 そういう日々も過ぎ去り、かなり元気になってきました。食欲も戻りつつあり、「麻薬はこりごり!」と、体験者のように語っています。
 ご心配下さったみなさま、本当にありがとうございました!!!



関連記事

Comment

お疲れ様でした!
編集
元気を取り戻されつつあるとのこと、
何よりです!!

楽しいハズのメモリアルウィークエンド、
Kayさんはずーっと痛みに耐えていらした
のですね・・・。

本当に、本当にお疲れ様でした!!

今後はおいしいものを食べて、キャメロンと
遊んで、もっともっと元気になってくださいね!
2011年06月08日(Wed) 08:18
編集
きゃ~! 久しぶり来れたら。。。とんでもない事になってます。 ほんとに大変な事になっていたのね。
キドニーストーンはうちの旦那の患者さんでも結構多いそう。 むかし里帰り最終日にうちの父がすごい痛みで救急車を呼ぼうとしたんですが、一応うちの旦那はドクター
(2年生)でやっぱり水がビールを飲めるだけ。とアドバイスしたんですが、うちの父は義息子を疑ってましたねええ。
主治医と急遽得たドクターとの連絡も大事ですよね。
全く過去を知らないドクターが、麻薬中毒から立ち直った患者に やはりオクシコードンを出したりで又人生が台無しになったりとかありました。 
ワシントンはMマリワナは合法ですが、その基準を決めるのが普通の医者だと旦那のような医者に比べて時間が
10の一で判断。 悪用される場合もあるようです。


早くよくなることを祈ってます。
2011年06月08日(Wed) 13:30
嘔気は辛いですよね
編集
わー、ほんとに大変なホリディだったんですね。
私も術後に、Norco(ハイドロコードン)でも、嘔気が襲ってくるんで、タイレノールで乗り切りました。
(少し位痛くっても、むかむかするよりましだったんで)

病院でも、NorcoやPercocet(オキシコードン)を使うと、割と嘔気を訴える人が多いんで、
セットの様に、嘔気、嘔吐を抑制する、Zofranもしくは、Phenerganも使ってます。
アジア系の女性は、特に体が小さいせいか?? 
必ずと言って良いほど、ムカつくから痛み止めは要らないという人が多いですが、
こちらの人は、耐性が出来てるというのか??
ガンガンノーコティック使っても、平気で、どんどん要求するし、
アディクションになり易いですよね。

ほんとにお疲れ様でした。
2011年06月08日(Wed) 16:51
おーのー!Kayさんっ!
編集
お疲れ様でした・・・・・
というコメントを昨日のブログをオフィスに転送して
コメントを仕上げて今日Uploadしようとしたら、
すごいことになっていたんじゃないですかあ、Kayさん!(汗)!!!

なんだかなあ、医者の当たり外れが激しすぎて
私だったらブチキレ寸前のイベントてんこ盛りだったんですね!!

もおおおおー、Dr.ヴァンダー以外にかからないように
することが先決となっているなんて、信じられないっ!!
でも、そういう風に実直にアドバイスしてくださる方がそばに住んでくださっていて、
本当に何よりです!!

それにしても、こんな状況の中でも美味しいものを
作ってあげようという精神が今のKayさんの体調を物語っているようで
ほんとうにちょっとだけ安心しました。
私がお届けにいきたいくらいですけど、やっぱヒルトンヘッドって遠いですね・・・
でも、レシピを利用していただいたみたいで感激(涙)

バケーションから帰ってきてからというもの、KayさんもJanさんも病院続きで大変でしたねー!!

でもこれでゆっくり休めますね。
キドニーストーンの良薬、Kay風レモネードのレシピがアップされる日ももうすぐだと勝手に期待して、
KayさんのFull Recoveryを心からお祈りしています。
2011年06月08日(Wed) 19:38
編集
本家本元の石よりも、痛み止めの方で大変なことに
なっていたなんて、びっくりです。
無理をなさらず、ご自愛くださいませね。

っていうか、今回のKayさんの場合には、
日本では「要・入院」です。
こちらでは全身麻酔が必要な手術や処置は、
ほとんど入院が前提ですし、
以前、夫が腎臓を患い入院した時、
衝撃波の処置を受ける人が順番待ちで入院していましたもん。
病気そのものよりも、医療体制や保険などが、
日本とアメリカは全く違うんですね。


v-308お誕生日、おめでとうv-308
ちなみに年の順は、
私>Kayさん>ぐるぱぱ であります。

2011年06月09日(Thu) 00:29
ご無沙汰しています!
編集
・・ご無沙汰の間に、そんな事になっていたんですね。。
読んでいるだけで、病院にいる気分になっちゃいます(^^;)
今はすっかり大丈夫なんですか?

麻酔からなかなか覚めないなんて、旦那さまも心配なさったでしょう。。(麻酔がかかりにくいっていうのも恐いけど、、)

周りにも石を取った人がいますが、救急車で運ばれてました。。そうとうな痛みなんでしょうね、、(><)
2011年06月09日(Thu) 05:50
編集
こんばんは。とても辛い治療なのにわかりやすく文章にして下さって本当に頭が下がります。同時にやはり心配~ダンナ様も健康にお気をつけて。ブログ更新もマイペースでのんびりして下さいね。これからは穏やかな毎日になりますように!
2011年06月10日(Fri) 07:56
mayさんへ
編集
なかなかできない体験でしたよ~。
鎮痛剤があうかどうか、の問題なのですが、やっぱりアメリカ人が基本的に頑健なのか、体の大きさなのか?

次のホリディは、しっかり楽しみます!!(きっぱり!)
2011年06月10日(Fri) 16:24
カントリーママさんへ
編集
ご訪問&コメントまでいただき、ありがとうございますっ!
アメリカに来て一番不便なのは、やはり親族にDr.がいないこと。Dr.ネットワークで得られる、「腕のいいドクターへの紹介」っていうのは、本当に無敵の財産ですよね。

> 主治医と急遽得たドクターとの連絡も大事ですよね。
> 全く過去を知らないドクターが、麻薬中毒から立ち直った患者に やはりオクシコードンを出したりで又人生が台無しになったりとかありました。 
↑ これって、こわすぎます。麻薬中毒は薬の種類ではなくて、習慣性を断ち切れるかどうか、なんですね。

元気も回復して、さすがにゴルフはまだ控えていますが、食べる楽しみもでてきました。
ご心配おかけしましたが、もう大丈夫!ありがとうございます。
2011年06月10日(Fri) 16:30
Salieさんへ
編集
バイオプシーくらいだどた、タイレノールを薬局で買ってね、といわれました。他の手術のときは、Norcoticではないのを出してもらったのですが、それでも私はぐったりしてしまいます。ただ、吐き気はないので、必要最小限でがまんできますね。

>
> 病院でも、NorcoやPercocet(オキシコードン)を使うと、割と嘔気を訴える人が多いんで、
> セットの様に、嘔気、嘔吐を抑制する、Zofranもしくは、Phenerganも使ってます。
↑これ、出してもらったんですけど、全然効きませんでしたね。もう許容量をすっかり越えてしまったようです。

父や叔父たち(日本で医者やってます。殆どリタイアですけど)に言わせると、日本人はアジア人の中でも特に薬に対して、敏感らしいです。
中国人に対して効く量と、日本人では違う、といってました。日本のドラッグストアでも、アメリカの市販薬が多いこのごろですが、量としてはアメリカでの量の半分から1/3にしているものもあるとか。
私は、ドクターにAntibiotics も、半量にしてもらっています。

でも!元気になりましたよ~!ご心配おかけしました。(照れ)
2011年06月10日(Fri) 16:48
Hanakoさんへ
編集
心温まるコメント、ありがとうね~!

そうなの!「これでもかっ」っていうメモリアルホリディでございました。最初のER体験があると、やっぱり躊躇しますね。

「ERでモルヒネ=麻薬系てんこもり治療」をとるか、「バスルームの床で寝転んで過ごすか」という、究極の選択。もちろん、後者です!ちょっと落ち着くと、ベッドにいけるからね。

でも、今週はかなり快調です。さすがにゴルフに行く元気はまだないけど、ごはんも食べているし、友達も呼んだりしています。
私のバースディ、「Old Fort Pub」に行こうとジャンが予約しましたが、とりあえず来週まで延期しました。やっぱり、あのこってりしたソースは、かなり胃腸が元気じゃないと、楽しめませんからね。

でも、それだけ食べるものの話ができるというのは、元気な証拠なんですよ~!
ご心配かけましたが、もう大丈夫よ!

レモネードは、じつは「飽きちゃった」状態。ESWLの治療の前に飲み過ぎ。でも、これからのために、ちょっと研究しなくっちゃ!で、乞うご期待。
2011年06月10日(Fri) 16:58
くるみさんへ
編集
> 本家本元の石よりも、痛み止めの方で大変なことに
> なっていたなんて、びっくりです。
↑ ほんと、本人もそう思っているんですよ。痛いのも大変だったけど、麻薬中毒の患者がデトックスするのが大変なのって、こういうことなのかも~って、思いました。

> 病気そのものよりも、医療体制や保険などが、
> 日本とアメリカは全く違うんですね。
↑その通りですね。日本だと、すぐに入院させてくれますよね。アメリカだと、命に関わる時くらいでしょうか。あと、大げさな手術(乳房切除とか)でも、一日入院です。信じられない!でしょ。

> ちなみに年の順は、
> 私>Kayさん>ぐるぱぱ であります。
↑お互い、ますます楽しみな年齢にさしかかっているってことですね!
私のほうがちょっと上だとおもいますが、35歳を超えるとどうでもいいことなんだけど。。。(爆)
2011年06月10日(Fri) 17:04
グラナーダさんへ
編集
> 今はすっかり大丈夫なんですか?
↑ いやぁ、元気回復中ですよ!だんだn食べれるようになって、さすがに肉、揚げ物系は避けてます。が、来週は、もうしっかりいけそうですね。

> 麻酔からなかなか覚めないなんて、旦那さまも心配なさったでしょう。。(麻酔がかかりにくいっていうのも恐いけど、、)
↑彼、なれてますから。でも、いつまでも「取り残される」のが、恥ずかしいみたいですね。

救急車で運ばれる程の痛みかどうか。。。命に関わらないですから。でも、痛いのを我慢している格好とみて、ドクターは、「これは、たいそうなもんだわ」と一言。。。「だから~、痛いのっ!」ってキレそうになりました。(爆)
2011年06月10日(Fri) 17:07
オスカーさんへ
編集
ご心配いただいて、恐縮です。

自分でも全く予定外の、この騒動は、やっぱりブログネタにするしかない。。。あさはか、とも言いますね(恥)
これからは保険や医療制度の話も、ちょっとのせてみようかな、と思っています。
本人、かなり元気になってきました~!皆さんの励ましのおかげです。ありがとうございました!
2011年06月10日(Fri) 17:09












非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL

プロフィール

Kay Buckley

Author:Kay Buckley
 名古屋生まれの名古屋育ちが、東京で働く間にオットに出会い、アメリカ南東部の街で数年。2002年から東部屈指のリゾート地での暮らしがはじまりました。

 補習校教師、通訳、情報誌編集長などを経て、さて次はなにをしようかな?
ワン子との暮らしや、リゾート暮らし、旅行や食べ物の話を載せています。

FC2ブログランキング
楽しんでいただけたら、クリックお願いします。

FC2Blog Ranking

カレンダー(月別)
08 ≪│2017/09│≫ 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
アマゾンUS お気に入り
試したものを、お勧めしています
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。