リゾートスタイル ~ 島くらし

ヒルトンヘッドアイランドー東海岸リゾートでフツーに暮らす
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 最近YouTubeで、沢山の懐かしい歌をきいている。

そして見つけた、松山千春の「恋」




 私が知っている松山千春は。。。めちゃくちゃ細くて、繊細な感じだったのだけれど。
 
30年経ったこの歌、昭和の臭いがぷんぷんしているのに、

「恋」という言葉の響きの、甘さと切なさ。

若さの特権のようなあぶなっかしさ。


「恋」と「愛」の区別がつかなかった頃。

それでも、無駄な恋は一つもなかった、と思いたい。



もしもまた、生まれてくることができたら、

今のオットともう一度巡り会って、

もう一度一緒に、人生を歩きたいなあ。






新学期

「先生、自分のいいところって、そんなに無いんですけど~」


 NCに住んでいた頃、日本語補習校で教えていたことがある。
ある年の新学期の第一日目、私は生徒たちに「自分のこと」「将来の事」「自分について」なんでもいいから、作文を書かせた。ただし、15問程の質問表をつくって、それを埋めてから作文に取りかかるように。確か中学3年生と、高校1年生の担当だったときである。

その質問表の最初の質問である。

1。自分について、素晴らしいと思うところを3つあげなさい。
2。自分のこれから伸ばしたいところを、2つあげなさい。


「悪いところは、毎日いわれるからわかるけど。。。」
「この質問、全部答えないとだめなんですか~」

続く質問に、なかなか進めないのである。


 「悪いところなんて一つも聞いてないじゃない」と私が応える。

 「だって、これから伸ばしたい所って、悪いところでしょ?」

 「ちがうんだって。今は、発展途上ってこと。まだ外に出てないけど、これからもっと良くなる所とか、伸ばしたいところ。身長体重、サッカーの技術とかはだめ!性格とか向き不向きとか、そういうこと!君たちに、悪いところは一つもないってこと!」

彼らが一番先に書き入れたのは、「これから伸ばしたい所」からだった。

>>>>>>>> この先、まだまだ青かった時代の回顧録。興味のある方だけどうぞ。


 翌週、質問表と作文が戻ってきた。作文の出来不出来は、このさい問題ではない。

 私は生徒たちに「自分がかけがえのない、素晴らしい人」だと知ってほしかった。
そして同時に、「どの人も、いい所もこれから良くなる所も併せて持っている」ことを、ちょっと考える人になってほしかった。

 できれば、私たちはある日に突然変異のように「なりたい自分」とか「イメージする自分」になるのではなく、幼い頃から積み重ねてきた自分作りがこれからもずっと続いていくのだ、ということも感じてほしかった。

 さて、くだんの「素晴らしい所」と「これから伸ばしたい所」

Aさんは、「自分の意見をどんどん言えるところ」を素晴らしいといい、「人の話を良く聞く」ところを伸ばしたい。
Bさんは、「人の話を良く聞く所」を素晴らしいと思い、「自分の意見をいえるように」したい。

 素晴らしい所も伸ばしたい所も、さしてかわらない。一つは光で、もう一つは陰かもしれない。

 その年の保護者との懇談会で、お願いしたことがある。振り返ると、怖い物知らずとも言えるし、余計なお世話とも思うのだが、生徒達の「悪いところ」発言がどうにも心に引っかかったのだろう。

。。。。 一年に一回だけ、お子さんの成績とか日頃の行いがどうとか、そういうことを考えないで、「どういう人間として生きてほしいか、育ってほしいか」を振り返る日を作って下さい。そういう人に育つように、今の有りようがいいかどうか、一日だけでいいから振り返って下さい。  。。。。。

 日常生活の中で、そんなことかまっちゃいられないのだ。目先の事(たとえそれが3年先の大学受験でも)に忙しくて、「どんな人間になってほしいか」なんてことは、そのずっと先の話でしかない。

 でも、たぶん世の中のお母さんとお父さん達は、「親」になったそのときに、「この子が、優しい子どもに育ちますように」とか、「しっかり大地にたった人間に育てたい」とか、考えたのではだいだろうか。


 新学期。これからまた新しい一年がはじまる。

 あの作文を書いた生徒たちは、いったいどんな大人になっていくのだろう。きっと、明るく笑いながら、元気なエネルギーを発揮する、楽しい人として成長していると信じている。




プロフィール

Kay Buckley

Author:Kay Buckley
 名古屋生まれの名古屋育ちが、東京で働く間にオットに出会い、アメリカ南東部の街で数年。2002年から東部屈指のリゾート地での暮らしがはじまりました。

 補習校教師、通訳、情報誌編集長などを経て、さて次はなにをしようかな?
ワン子との暮らしや、リゾート暮らし、旅行や食べ物の話を載せています。

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